スウェディッシュ実技

最終更新日 2023年7月26日


なぜ、スウェディッシュ(スウェーデン式)と呼ばれるの?

この講座でお伝えする実技は、英国ではベーシックボディマッサージとも呼ばれ、オイルマッサージ施術の基本と位置づけられています。
スウェーデン人のパー・ヘンリック・リングが運動生理学や解剖生理学に基づいて考案したものが欧米において普及したため、スウェディッシュと呼ばれています。

当校におけるレッスンは・・

当校では、施術者自身の体への負担は少なく、かつ受け手にとって効果的で適切な圧のタッチができるよう、まず基本姿勢を学びます。
また、体の部位(脚部、腹部、背中、肩甲骨周辺、首周り)ごとにレッスンを進めていくため、サロン、看護・介護において、部分的なケアプランに役立てることができます。(例えば、サロンでの部分メニュー、入院中のベッドサイドでの利用など)

実際のレッスン風景は・・

4回目のレッスンをご紹介しましょう。
まず、午前中に筋肉の位置と名称を確認してからスタート!
初日は動きが硬かった皆さんも姿勢が安定し、タッチが滑らかになってきました。そして、肩甲骨周辺の施術練習後の休憩では、施術を受けたレッスン生からは「肩が軽く動かせる」「可動域が大きくなってる」との感想。軽く動く肩関節を確認するように皆揃って、肩をグルグル回す様子は愉快でした。

それぞれの方に応じたちょっとした体の使い方のコツをお伝えすると、皆さんグッと上達されます。これはテキストや動画でのレッスンでは難しいこと。

そして、実技レッスンを受けると自分の上達はもとより、施術の効果も体感できるので、帰宅時には来たときよりも、表情も足取りも軽く、明るくなっておられます。

多忙な中、通って下さった方は「実技レッスン後には体が軽くなるので、忙しかったけれど、心身ともに疲れていた私には必須の時間でした」と感想を寄せて下さいました。

これは、強すぎる力や無理な姿勢は無くとも、効果的なタッチができているから。こうした体感は、ご自身が施術を提供する際にきっと活きることでしょう。