精油が滴下しにくい時は

最終更新日 2024年7月2日

精油によって、液体の粘り気は異なります。(これも個性ですね)
とくにベースノートのものは、ゆっくりとドロッパーから下りてきます。また、ベースノートでなくても、微妙な残量の時も滴下しにくい時があります。

そんな時は、精油瓶をブンブン振ったりせずゆっくり待ってあげてね。と、お話しますが、

実際のブレンドの際、まったく瓶から出てきてくれないと「うーん、また今度」となってしまいがち。

そんな時は、図のようにしてみてください。
5ミリで出てこない時は、第二弾としてもう少し切ってみて。

ただ、最初に思い切り良く切りすぎると出すぎてしまったり、そもそも内キャップの形状が違うものもありますので、様子をみながら試してみてくださいね。

ドロッパーから出やすくなれば、ベチバー、パチュリー、ベンゾイン、サンダルウッド、、、の登場回数が上がるかもしれません。

こうしたベースの香りは、香りとしての完成度を一気に高めますから、内キャップへのひと手間が(意外に)ブレンド上手への第一歩になるかもしれませんよ。