精油の学びも体の知識から/学ぶほど自分の体がいとおしくなります

「解剖生理学って、なんか難しそう…」って思われがちな科目なんですが、
私はむしろ「体の仕組みって、すごく不思議で、精密で、ステキ!」って思っています。

だから、授業ではつい細胞や臓器の話に熱が入ってしまいます。
最初はちょっと戸惑う生徒さんもいますが、でもそのうち、どんどん体のことに興味を持ってくれるのが嬉しいです。
アロマセラピストとして、より良いトリートメントのため、根拠をもった精油選択のため、大変重要ですから。

そして、今はセルフメディケーション(自分で健康を守ること)が大切な時代。
体のことを正しく知るのは、一生モノの知識になります。

レッスンの終わりに、生徒さんたちに「あなたの推し臓器は?」って聞いてみたら、いちばん人気は「脳」でした!
そのほかにも、「肝臓」「腎臓」「腸」「白血球」など、いろんな臓器に票が入っていて、個性が出てて面白かったです。

「なんでそれが推しなの?」と聞くと、自分の健康体験を交えて話してくれる人もいて、すごく興味深く、胸に残る話もたくさんありました。

体のことを「ただ覚える勉強」ではなく、「大切に思えること」として感じてもらえたら、もう最高です!

「私の体」が大切であると思えたら、目の前の「あなたの体」も尊重できると思うのです。これはアロマセラピストとして、クライアントに対する大切心構えの一つだと思っています。